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先輩の声(新卒採用)

ロングステージKOBE岡本開設経験者

ロングステージKOBE岡本の開設

敬老会の様子立上げに参加して良い施設作りのお手伝いがしたいと意気込んで参加したものの実際立上げるとなると何から手をつけたらよいのか・・・そんな状況からの始まりでした。

何も決まっていないからこそいろいろな可能性がありました。新施設の立上げは建物の構造は変えることができないけれど人員配置や動き方を柔軟に考えることができ、何より職員の気持ちがひとつになる絶好の機会だと私は思います。立上げに参加するという意欲を持ったそれぞれのパワーは本当に力強く、だからこそそれがまとまっていくにはいろんな葛藤もたくさんあったように思います。いろんな人生を送ってきた人達が一緒に仕事をするのですからいろんな意見が合って当然で、枠組みがしっかりしていない分芯の部分でみんなの思いがひとつになっていないと収拾がつかなかったと思います。

オープニングを通して学んだこと

敬老会の様子一緒に働く職員がまとまるのももちろん難しいけれどもっと大変だったのは入居するゲストの戸惑いを受け止めることだったと思います。その戸惑いは様々な形で出てきます。いろんな生活暦を持ったゲストが同じ場所で一緒に生活していくのですからそのストレスは様々でした。いろんな事情を抱えて入居されるのです。納得して施設での生活をしていく人は少なく、施設での生活に慣れていくのは本当に不安で大変だったと思います。

慣れない生活では夜もなかなか眠りにつけず、不安感から夜な夜な歩き回る方、そして慣れない足取りでの転倒・・・。立ち上がって間もないころは本当に転倒事故が多かった記憶があります。また大部屋での人間関係もさまざまで対応の一つ一つに気を配ることが重要でした。言葉にできない分それをいかにして受け止めていくのか、そう、ゲスト1人1人を知り、その上で日々のお手伝いをしていくことそれが大変でした。

大変だった分ゲストが心穏やかに優しい笑顔を見せてくれたときの喜びは本当に嬉しいものでした。

この仕事は人にかかわりその人の生活を支えるわけですから集団生活という枠組みに固執しない柔軟な頭が必要です。1人1人の幸せを追求していかなければなりません。どうすれば一番良いのか・・・何が正しいのか・・・たくさんの人が一緒に生活しているのですから正解がないのです。立ち上げに参加し基本の枠組みを作っていく以上妥協は許されないし、答えがない分、常に新しい方法に目を向けることにできる柔軟性が本当に大切だと思います。

ロンステにはゆるぎない理念があり、何か問題にぶつかったときはそこに立ち戻り前に進むという姿勢があります。

私はどのような仕事にしても働くものの目指すものが根本的に一緒であれば回り道になったとしても一歩ずつ前に進んで行けると信じています。だからどんな場面でお手伝いするときも何のために自分はこう動くのか、目的を持って行動すること、意味のある動きができることが目標でした。そのことが職員の働きやすさにつながり、よりよいサービスにつながっていくと考えています。

オープニングスタッフの魅力

新施設が立ち上がるときの職員皆が同じ方向に向かっていくパワーはほかの何にも変えがたいものです。立ち上げなんて大変で自信がないという人も是非参加して自分を磨いて欲しいと思います。きっといつの日か自分が少し成長したと感じることでしょう。

開設当時:ケアワーカー(リーダー)