ロングステージ[神戸事業]採用情報サイト

先輩の声(新卒採用)

寮母長(平成10年入職) 勤続15年目

ロングステージの魅力

ロングステージの様子ロングステージの魅力と聞かれると、まず「あきらめないこと」でしょうか。どんな業界においてもだと思いますが、この業界はそんなに甘い世界ではなく、厳しい状況も多く、大変なことが多々あります。しかし、そこで仕方ないからこのままでいいやとあきらめる訳ではなく、ゲストにとってより良い方法はないのかと探り、努力を続けるところが、わたし自身も大好きなロンステの魅力です。

職員においては、常にステップアップをしやすい職場ではないかと思います。若い職員が多いので、努力によっていろいろな経験がしやすく、また、多くの部署、役職があるので更に経験の幅が広がります。提案に対しても前向きなため、自分達の意見が通りやすく、自己実現しやすい場です。

日々の業務と課題

そんな中でわたしが、求められている仕事って何なのだろうか、日々考えるところです。どうしても色々なことの調整役は必要で日々の中のフォローに追われますが、少しずつ慣れてきたのか、一歩引きながら、全体を見られるようになったかなと思っています。 しかし、職員の母のような存在でなくてはならないはずですが、まだまだ若輩にて、ほど遠いなと感じています。この仕事をはじめて10年目がやってきます。寮母長になる前もなった後も、ゲストと過ごし、ゲストの笑顔を見られるときほど幸せな時はありません。わたしは、自分が味わってこられたこの幸せを後輩達に伝えていくことを、一番大切にしたいと思っています。

やりがいを感じるとき

ロングステージの様子わたしは特養という場が好きです。しかし、施設ではどうしても集団生活ゆえの制限、提供側の条件での制限をぬぐい切れません。在宅で、家族の中で生活を支えられればなおうれしいことですが、この10年でただそれだけではないことを多く実感しています。在宅介護は本当に大変なことだと思います。これだけ介護に携わっていても、驚くほどがんばっておられる家族・本人さんが多いです。しかし、何にも限界はありますから、だれもがずっと在宅生活を続けられるわけではありません。施設入所により、家族さんもずいぶん楽になり、本人さんに対し今まで以上に優しく接することができ、頻回に会いにきてくださるその風景を見ているだけで、あ〜、特養も捨てたものじゃない!って思います。 以前ショートステイの家族さんが、ショートステイ中に毎日会いに来てくださり、散歩に一緒に行かれていました。その方はこう言われたそうです。「家で看ているときは、本当に精一杯で、散歩にいくことなんてできないから、こうやってショートステイで預かってくれている時におじいちゃんを散歩につれていってあげれるし、優しくなれるんです」と。

将来のキャリアイメージ

日々の仕事は体力的にも、精神的にもつらいことが多いですが、自分達の仕事がこんなにも一家族を温かくできるなんて、この上のない喜びです。人相手の仕事ですから、まだまだ上を望めます。これからも、あきらめることなく、ゲストの最期の素敵な舞台をサポートしていきたいと思います。